私の旺盛な好奇心は、突如として思いもかけず、かけがえのない心豊かな贈り物をしてくれる瞬間があります。
ホテルオークラで私が敬愛するスポーツ用品販売の女性社長さんと会食をした時のことです。「木原さん、上野にも素晴らしいところがありますよ」と何気なく言われたその一言が即座に私の好奇心に火をつけました。
「では、今から行きましょう!」ホテルの外は雪景色、分別のある大人であれば、「お足元も悪いようですから、またの機会にでも・・・」となるところですが・・・。
しんしんと降りしきる雪のなか、冬牡丹は雪除けのワラの囲いの中で、寒気に耐えながら、大輪の花を凛とした風情で咲き誇らせています。ここが大都会東京であることを忘れさせるような静寂につつまれた上野東照宮の境内です。 牡丹は、その枝振りと比べ、変化に富んだ豪華な花を咲かせることから、「富貴、繁栄」を表す縁起の良い花とされています。特に冬牡丹は春のものに比べると、花弁はやや小振りながら、その希少性などから、古来より新春を祝う壽華とされています。
雪景色の五重の塔、弁財天、不忍池を散策しながらお茶屋さんに入り、冷えた身体を甘酒で暖めながら、大人の東京の冬の愉しみかたを発見した心持です。
「情報」をきっかけにして、「行動」を起こす。その単純な行為が、思いもかけない素晴らしい1日をプレゼントしてくれる。この冬、皆さまもいかがですか?
ミミスイミングクラブ
代表 木原光知子

上野東照宮ぼたん苑
期 間 : 平成12年1月1日~2月末日まで(期間中は、お休み無し)
時 間 : 午前9時30分~午後5時まで(入園締切り時間・4時30分)
拝観料 : 開苑20周年特別記念として、大人600円、団体500円(20名以上)、高校生400円、中学生以下は無料