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2006年03月01日
「元気になるメッセージ」
■ミミメッセージ

睡魔と闘った、スイマーの皆さま!
トリノオリンピックへの応援ありがとうございました!
オリンピアンの一人として御礼を申し上げます。また、私たちに喜びや、悔しさ、鮮烈な感動を体験させてくれた日本チームの全員に大きな拍手、ありがとうの声援をお願いします。
彼らは競技の翌日から、次の4年後バンクーバーを目指して、日々厳しいトレーニングの場へ戻っていきます。日本チームの今後の躍進に向けて、引き続きの熱い応援「元気になるメッセージ」をよろしくお願いいたします。

純白に輝く「雪」、そして「氷」は「水」が氷結したものです。
氷雪のゲレンデ、リンクを勝負の場としている冬のオリンピックは、「水、プール」を勝負の場としてきた私に液体と固体の差はありますが、不思議な「つながり」を覚えさせます。
水は生きています、それにより様々なコンディションのプールがあるように、雪も氷も生きていて様々なゲレンデ、リンクのコンディションがあることでしょう。

大変興味深い実験があります。グラスに水を入れ、「悪意のある言葉」を投げかけます。その水を凍らせて顕微鏡を覗くと、本来の形ではない、ひどくバランスの悪い氷の結晶が誕生しているそうです。きっと小言や悪口の多いスタッフが作ったスケートリンクはタイムも悪くなるのではと想像してしまいす。
同じようにプールでもそうなるのかしら?気になりますね。
ワイン醸造でもモーツァルトを聞かせると、おいしいワインが出来るという不思議な話がありますね。私の大好きなワインも歴然と生き物ということです。

水やワインでさえ影響を受けるのですから、あたかも考える水筒のように身体に70%の水を蓄えている人間も「言葉」や「音楽」に対して脳や聴覚以外、カラダ全体、保有する「水」からも強い影響を受けているのでしょうか。
相手からのメッセージで一喜一憂、目の輝き、顔色、声のトーン、食欲まで違ってくるのはご存知の通りです。これに体内の水分の反応が無意識に影響しているのではと考えると、少々こわくなります。

そのように考えれば、何はともあれ、ご家族、お仲間、顔を合わす方たちには「元気になるメッセージ」を発信するようにしてはいかがでしょう。
自分のまわりを「言葉、会話、手紙、メール」で元気にしてみる。
今からチャレンジしてみてはいかがでしょう。
その結果を是非私にも教えてください。

木原光知子
(注:本文はミミ倶楽部2006年3月メッセージ)

自らと競うこころ/トリノオリンピックより
■ミミスイミングクラブ会員の皆さんへ

PASSION LIVES HERE!
テーマのとおり、「情熱はここにある」を開会式のイベントをはじめとして様々な競技シーンで実感したトリノオリンピックでした。
睡眠時間を忘れさせる熱戦、メダルが狙える選手だから応援をするのではない、本来スポーツが持つ「競う」という意味の素晴らしさを存分に見せてくれたのは日本女子カーリングチーム。
多くの皆さんが小野寺歩選手の目標を見つめる強い眼光、張りつめた集中力、的確な判断力、窮地を乗り越えていく強い精神力、カーリングを氷上に滑らせる一瞬のコントロールパワーの精緻さを画面から充分に感じられたことだと思います。
「自らのミス」は「自らを敗者」へと誘う。自分に勝たなければ、相手には勝てない。小野寺選手の氷上の姿は、古来より勝負の極意と言われる「己(おのれ)に勝つ」、その大切さを非常に鮮やかに示してくれました。

8年の歳月を経て、荒川静香選手がオリンピックのスケートリンクに戻ってきました。長野では天才少女と評された16歳の少女、そしてトリノでは24歳の美しい女性スケーターとして勝利の女神からその完璧な演技に栄誉を授けられました。荒川選手の持てる力を充分に発揮したスケーティングに対し、コーエンの転倒、スルツカヤのまさかの転倒。誰も彼女たちを転ばそうなどとはしていません。競う相手のせいではなく、自らの失敗がゴールドメダルの獲得への高い障壁となって立ちはだかってしまったのです。
荒川選手もまた「自らと競った結果、自らに勝った」のだと思います。

水泳も同様です。水泳の大先輩にベルリン大会(1936)200m平泳ぎゴールドメダルの前畑秀子さんがいらっしゃいます。レース直前、スタート台に立つと極度の緊張で周囲の選手が皆自分より速いのではと心が乱れたそうです。
ところが一転、スタートの号砲が鳴ると「飛び込めば、我ただ一人」の境地で泳いだそうです。
スポーツ以外、広く社会、会社、学校などにおいても、様々に「競う」相手がいるのは当然なことです。
忘れてならないのは、まず「自分を鍛え、自分と競う、そして自分に勝つ」ということです。日々の水泳は「自ら競うこころ」づくりのお手伝いが出来ると信じています。
「さぁ、泳ぎましょう!」

ミミスイミングクラブ代表 木原光知子
(注:本文はミミスイミングクラブの会員向けメッセージになります)