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2006年04月01日
「おむすび1個」
■ミミスイミングクラブ会員の皆さんへ

新入園、新入学、新学年とピカピカの笑顔にあふれる4月です。
新しい世界へのスタートにお子様たちは小さな胸をドキドキワクワクさせていることでしょう。
ミミスイミングクラブにもたくさんの新しい仲間が入ってこられました。以前からの会員の皆さま、新しいお友達たちはクラブや館内の様子など分からないことばかり、どうぞよろしくお願いいたします。新しく入られた皆さまも、どうぞ気兼ねなどすることなくスタッフにお声をかけてください。

「おむすび1個」
水泳に限らず、スピード、タイムで勝敗を争う競技では1000分の1秒、100分の1秒の差がメダルの色、その後の選手活動、社会人としての人生を左右します。
誰が勝っても不思議ではない接戦、その戦いのなかでわずかな差で他者を制するもの、肉眼では判定さえ難しいきわどい勝負を手中に収める精神力、運動能力、いざという時に全身全霊から発揮するパワーの源、勝因はいったいどこで決まるものなのでしょうか。
「天才だった」、「コーチが良かった」、「運が良かった」、「調子が良かった」。様々な「良かったこと」がコメントされます。それらは絶対必要な栄光への条件でしょう。しかしながら、めったにコメントされない最大の勝因がその裏にあるのです。競技者はもちろんのこと普通に学校に通う子供たちにとっても重要なことだと考えています。
メキシコオリンピックの前年、新記録を連発する大学生の私は誰の目からみても間違いなく人生2度目のオリンピックの切符を手中に収め、世界を相手に活躍を期待された競泳選手でした。
ところが代表にもれ出場さえできなかった苦い経験があります。
その失敗の理由は一つだけ「食事」です。身体を絞ることに専念したあまり、「勝利」するための食事を摂らなかったことです。
クラブに通う子供たちは1時間一生懸命に「脳と筋肉」で泳ぎます。
プールから上がればお腹はペコペコ。その時こそ勝負の別れ道です。空腹を満たすためにお菓子を食べさせるのではなく、これから様々な勝負に立ち向かうであろうその小さな身体に、具がしっかりつまった手作りのおむすびを1個でいいから食べさせてあげたい。
慌しい毎日ですが、サッと1個にぎってみてはいかがでしょうか。
きっと人生において「良かった」ことが多くなると思います。


さぁ、泳ぎましょう!
ミミスイミングクラブ代表
木原光知子

(注:本文はミミスイミングクラブの会員向けメッセージになります)

「水に感謝」
■ミミメッセージ

伊勢丹浦和店を皮切りに今年のミミアリーナ春夏モデルのセールスイベントがスタートしました。今回のテーマメッセージはズバリ「水に感謝」です。
水なしでは木原光知子もミミスイミングもミミアリーナも、それ以前にこれを読んでくださる貴方も、いや人類さえ存在し得ない・・・。何もそこまで話を広げなくても、水泳を通しての生き活きとした前向きで健康な人生、家族、仲間を我が物にするチャンスを奪われてしまうわけです。
次代の地球、世界を悩ます問題は、エネルギー資源と水資源と言われて久しいです。各国で様々な取組みが行われていますが、今のところ何ら抜本的な解決策は見つかっていません。将来の戦争の元凶は石油利権の争奪から、水源利権の争奪に変わるとさえ言われています。世の中は想像さえできないことが現実となるものです。
地球を人間が両手をいっぱいに広げた150cmほどの直径の球体に置き換えると、陸上に暮らす人間と様々な生き物たちの命を支える水は、驚くべきことにお猪口1杯分ほどしかないそうです。
どこかの酔っ払いが誤ってお猪口をひっくり返したら60億の全人類はあっと言う間に干物となってしまうのでしょう。
これを聞くと、水の貴重さが身にしみます。
日本では国民の危機感はさほどありませんが、あの大きな中国をはじめ世界中いたるところで水資源は慢性的に不足しています。

人間のカラダの70%は水でできています。体重50Kgの人間は30リットル以上の水を蓄えていなければ、恋も愛も語れず、シャンソンも歌えず、仕事も貯金も出来ず、ミミアリーナも着られず。

私が「水に感謝」する気持ちの一端、少し分かっていただけたでしょうか。機会があれば、また「水」のことをお話します。

木原光知子

(注:本文はミミ倶楽部2006年4月メッセージ)