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2006年05月01日
「読売新聞・よむサラダ」より
■ミミメッセージ

「読売新聞・よむサラダ」にて書かせていただいたエッセー、その“エッセンス”をミミ倶楽部の皆さまへお届けいたします。

「シャンソンのこと」 掲載日2006年4月2日(日)
~新たなる「自分づくり」へのチャレンジと実現には、まわりの有形無形のあたたかなサポートが欠かせないことに改めて気づかされます。

「水のこと」 掲載日2006年4月9日(日)
~「水を愛し、水に学び、水に生かされ、水の力で人々の健康と幸福を創造する、水に感謝」と水のことばかりを記した青い額が私の部屋に飾ってあります。

「子供のこと」 掲載日2006年4月16日(日)
~一人一人が目標を達成し、夢をかなえるために、水泳やスポーツができることを考えています。水からあがってきた子供たちの、驚くほどスッキリと明るい表情を励みとしながら。

「女性のこと」 掲載日2006年4月23日(日)
~女性のための水泳大会や水着など、「なんとかしなければ」と一念発起するたびに、私の泳ぐ時間は減ってしまいます。それでも、多くの女性の生きる歓(よろこ)びにつながればいいと願っています。

「親のこと」 掲載日2006年4月30日(日)
~成長し、仕事に就き、収入を得るようになったある日、母からもらった“いぶし銀”のような言葉があります。「誕生日は人に祝ってもらうより、この世に立派に産んでもらってありがとうと親に感謝する日ですよ」 毎年4月は、母にプレゼントを贈ります。


木原光知子

(注:本文はミミ倶楽部2006年5月メッセージ)

「成長」
■ミミスイミングクラブ会員の皆さんへ

木々の蕾と人々の夢がふくらませる4月の柔らかな風が吹きぬけ、5月は皐月(さつき)、「皐」は輝く光りの意味。文字通り光のなか、蕾だった小さな若芽が日増しに立派な青々とした若葉へと姿をかえていくのが歓びの毎日です。同時にそれはミミスイミングに通う子供たちの姿とも重なります。
先日、わずか4日のあいだに大きな成長を遂げた青年の姿に心を洗われた思いがしました。それは、日本水泳界においてはとても大事な大会、第82回日本選手権でのことです。東京辰巳国際水泳場に足を運び、トップスイマーたちの熱い戦いに見入りました。
この大会でも注目のゴールドメダリストである北島康介選手は初日の50メートルからどうにも成績が芳しくありません。不調の原因は調整不足、故障からくるものとメディアは伝えていました。
彼の勝利を期待する国民からの猛烈な注目率、そして強烈なプレッシャーのなかレースの日が続きました。

1日目、4月20日200メートル4位
3日目、4月22日は50メートル2位
4日目、4月23日で100メートル1位

最終日、1位でレースを終えた彼のコメントに「驕り/おごり」という言葉がでてきました。自らの驕り、慢心を正々堂々と認め、自分を戒(いまし)める内容でした。恐らく、日常生活、学校、仕事場では死語になりつつあるような言葉。
彼にとってこの苦しい4日間は、大きな収穫を得た日々。成長の証。
スポーツには、一瞬で、ほんの短い期間で、人間を大きく成長させるチカラがあることに改めて感動をしています。
さぁ、泳ぎましょう!


ミミスイミングクラブ代表
木原光知子

(注:本文はミミスイミングクラブの会員向けメッセージになります)