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■ミミさんのひとこと
協働/世界女性スポーツ会議・熊本に参加して

未知なる世界、領域にザブンッ!とアタマから飛び込んでみる。
今回の熊本での私がまさしくそのような状態でした。世界78ヶ国およそ700名の参加者たちの熱気の渦へ。そして「行って、触れて、見て、聞いて、話して」みることの尊さにあらためて気づかされました。
タイトルに「スポーツ」という名称がついていることにより、知らない人、以前は私もそうでしたが、「どうしたら強い女性アスリートが生まれるのか・・・」ということを話す会議、または女性強権論者の集いと勘違いしている方も多いのかもしれません。答えはNO!まったくの私見ですが、私がこの会議の本質として捉えたものは、イギリスで1994年に宣言されたブライトン宣言の趣意は当然のことながら、実は世界、国家、社会、地域をより良いものにしていくための原動力として、ふつうの女性のくらし=【学習、健康、仕事、経済、家庭、出産、育児、教育、保障、権利~人間としての尊厳、味わうべきすべての歓び、そして意義ある人生】が大変重要な働きを行うものであり、それらをスポーツという切り口から、どのように実際のアクションとして支援、啓発、実行することができるのか?ということでした。会議には欧米はもちろん戦禍に直面するアフリカ、中近東からの民族衣装に身を包んだ女性たちの真剣な表情が際立っていました。世界女性スポーツ会議から指名を頂戴し、全体会のパネリストとして「ウーマンズ・スイム・フェスティバル/水泳による変化の起点」と題して発言の機会を与えていただいたことは、スピーチ資料、内容を日本語から英語に置き換えるなど私としても意義ある学習の場を与えていただいたと感謝をしております。会議は、「協働/私たちはスポーツを通して男女共同参画社会の実現のため、世界のスポーツ界に影響を持つ関係機関および個人が密接な協働を目指すネットワークを築き、今後4年間(2006-2010)、熊本会議で生まれた積極的な『変化への参加』というビジョンを確実に推進します」という熊本協働宣言で4日間の会議は終了しました。 すべては知ることから始まります。次の会議は4年後、シドニーで開かれます。スポーツに関わるものとして、私たちに何ができるだろうか?水泳では?皆さんのご意見をお伺いしたいと思っています。

木原 光知子

(注:本文はミミ倶楽部2006年6月メッセージ)


以下に会議の概略をご案内します。
■基調講演
「男女の固定的な役割分担を超えて」
カロリン・ハナン(国際連合経済社会局女性地位向上部長)
「変化への参加」
リデイア・リビエール(女性問題コンサルタント)
■全体会/パネルディスカッション1:「スポーツ文化へ変化をもたらす」
 木原光知子(財団法人日本水泳連盟理事/日本)
 セリア・ブラッケンリッジ(ブルーネル大学スポーツ科学教授/イギリス)
 サンドラ・マツド(フィジカルフィットネスリサーチセンター所長/ブラジル)
 ジュディ・ケント(ケントコンサルティング代表/カナダ)
2:「スポーツ文化へ変化をもたらす」
 スー・ニール(IWG共同議長/カナダ)
 小笠原悦子(IWG共同議長/日本)
 カリ・ファスティング(ノルウエー体育スポーツ大学教授/ノルウエー)
 アニタ・ホワイト(会議プログラムコーディネーター/イギリス)
■分科会
1:新しいメディアにおける女性スポーツのマーケティング 
2:発展途上国における女性のエンパワーメント 
3:多様性のマネジメント 
4:スポーツにおける女性の倫理的問題 
5:高齢者の健康とエクササイズ 
6:熊本の女性とスポーツ文化 
7:平和と発展のためのスポーツ 
8:HIV/AIDSに関するスポーツ界の取り組み 
9:スポーツにおけるリーダーシップ 
10:セクシャルハラスメントと暴力から解放されるスポーツ文化への創造
11:学校体育とスポーツ文化
12:ちょっと良くしよう熊本


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