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2006年08月01日
夏休みで育つ
■ミミスイミングクラブ会員の皆さんへ

青空に大きな入道雲を見つけ、照りつける8月の太陽を全身に浴び、元気のいいセミの鳴き声に誘われて家を飛び出し、友だちと泥だらけになって遊んだ夏の日々。
本当によく遊びました。夏休みは子どもたちにとって鮮烈な思い出の毎日。幼いころの私はたくさんいる油ゼミでは満足せずにクマゼミを、赤トンボでは友だちに自慢できないので鬼ヤンマを捕まえるために陽が沈むまで近所の野山を夢中でかけ回るのが日課。
もちろん、それには午前中の母からの用事、ごはん、そうじ、買いものなどのお手伝い、「夏休みの家族の決まり」をきちんと済ませてからという約束を守ってのこと。小さな私にとっては待ちどおしい午後の楽しい時間でした。
子どもたちが、ヒマワリのように天に向かってスクスク、グングン成長する夏。
昨日買ったばかりのクツに足を入れると親指があたり窮屈、小さなクツを買ったのかと首をかしげながら身長も足もドンドン大きくなる夏休み。
小学生の高学年になれば、毎日のプール通いに目と歯だけが白く輝く見事な日焼け、知らないあいだに遊びながら鍛えられた身体は暑い夏のかけがえのない贈りものかもしれません。夕食を食べればグッスリ朝まで、起きれば午前中は家のお手伝いに無我夢中。
今でもお手伝いで覚えた食事づくり、洗い物、掃除などは苦になりません。
どうやら午前中の「夏休みの家族の決まり」は「暮らす/人として最低限できなければいけないこと」のA to Zを身体で覚えていくための学習の機会でした。驚くことに90歳になる私の父親は昔のように今でも率先して自分の食器を洗っていたりします。若いころの軍隊での徹底した修練と母の影響によるものでしょう。子どもの成長を中心に、家族全員で「暮らす」ということを再認識できる貴重な夏休み。
それは人生における豊かなひととき、有意義な一ヶ月半でもあります。夏はすべてのものが1年のうちで最も活発に成長する季節、子どもの心も身体もそうです。陽に焼けた笑顔から白い歯がこぼれ、たくましく背が伸び、「夏休みの家族の決まり」は子どもを大きく成長させることができる夏からの大切な贈り物のような気がしています。

ミミスイミングクラブ代表 木原光知子

(注:本文は8月のミミスイミングクラブ会員向けメッセージです)

壮月/そうげつ
■ミミメッセージ

盛夏八月は草花の成長も著しく、活気に満ちたさまから「壮月」とも呼ぶそうです。
「壮」からは暑い夏の陽光に負けず、勇ましく活力に溢れた日々を送りなさないというメッセージも含まれているように感じます。
とは言え、私たちが夏の強烈なパワーを打ち負かそうなどと無理をしても身体はひと夏もちません。
夏を受けいれ、夏を愉しみながら、美しく暮らしてみるということでしょうか。
夏の早朝は神の恵み、至福のひとときと言いますが、東京では熱帯夜の熱も冷めきらない暑苦しい都会の朝、朝から気軽にクーラーのスイッチを入れるまえに色々と夏だからこその工夫をされてみてはいかがでしょうか。

夏の暑い日を「爽快」にスタートさせるアイデアを考えてみましょう。
この「爽快」は気分をさわやかにする、精神的な意味あいが強いもの。
気分を変えて威勢良く打ち水をすれば不思議と涼やかな心持ち。
植木に優しく水をあげれば、暑さも忘れ心も豊かになごんでくる気配です。
もちろん寝起きの身体への水やりも忘れずに、グラス一杯の冷えた水は喉ごしも良く気分を爽やかにしながら、吸収も速く、血流を促しながら、腸の働きを活発に、一日をスタートさせる大切なキッカケとも言えます。

夏の暑い日を「壮快」に過ごすことを考えましょう。
この「壮快」は元気あふれるという肉体的な意味あいが強いもの。これは文句なしにスイミングです。
屋内、屋外を問わずプールでゆったり自分のペースで泳ぎながら、身体に蓄えられた余分な熱を取り去りましょう。全身を包む水が暑さに少々くたびれた身体を優しくケアしてくれるはずです。身体ばかりではなく心も「爽快」にしてくれるはずです。
いづれにしても「壮月」を賢く楽しく元気に暮らすには「水」がポイント。
地球にも、人にも、植物にもきちんと「水やり」。大勢で協力して地面に水やりをすると気温も少々下がるそうです。本当にすごいですね水のパワーは。

さぁ、泳ぎましょう。

木原光知子

(注:本文は8月のミミ倶楽部向けメッセージです)