TOPページもどる

■ミミさんのひとこと
TOL会「フォーラム2006」を終えて

 オリンピックに出場した女性オリンピアンで構成されているTOL会こと、「トータル・オリンピック・レディース会」。私はここで初代・小野清子会長に引き続き、2代目会長をつとめさせていただいております。このTOL会が主催している年に1度のビッグイベント『フォーラム2006』が10月28日(土)、東京・目白の株式会社デサントで開催されました。このフォーラムは「オリンピアンによる、さらなるスポーツの啓蒙、発展、スポーツ文化への理解促進を広く社会に働きかけていく」ことを目的としたもので、今回もたくさんのみなさまにご協力いただき、大成功に終わりました。
 そもそも仲間作りと親睦を目的として発足したTOL会が、スポーツの普及発展のため、総会後に一般の方々を対象としたフォーラムを行なうようになったのは、いまから9年前のことです。最初は私と母、橋本聖子さんとお父様など親子対談を行なっていました。またあるときは、ハリウッド美容専門学校の学校長・メイ牛山さんによるメイクアップ教室を開催。美しいオリンピアンを目指そうなど、女性らしい内容にしたいとてんてこ舞いしながら、知恵を絞ったものでした。
 活躍したオリンピアンを表彰する“ベストオリンピアン賞”が誕生したのは、2年前のアテネ五輪です。今年の受賞者はトリノ五輪で活躍したフィギュアの荒川静香選手、スピードスケートの岡崎朋美選手、カーリングの小野寺歩選手、スケルトンの越和宏選手、アルペンの皆川賢太郎選手。残念ながら荒川さん、岡崎さん、皆川さんにはご多忙のため贈賞式には出席いただけませんでしたが、荒川さんのお母様が代理として出席してくださり、楽しい話を聞かせてくださいました。  
 この表彰式の後、小野寺選手、越選手に‘84年ロスアンゼルス五輪マラソンの増田明美さん、‘76インスブルック五輪スキー距離の後藤美喜子(旧姓/照井)さんが加わって、恒例のトークリレーがスタート。競技との出会い、オリンピックの思い出など、楽しいお話から知られざる苦労話までさまざまな話が飛びだしました。特に、カーリング、スケルトンといった冬の競技は夏に比べてあまり知られていません。カーリングで使用しているストーンは非常に手に入れにくいものでクルマを買うことができるほど高価であるとか、スケルトンでは姿勢が低い分、体感速度は非常に速いなど、同じスポーツマンである私たちですら知らないお話がもりだくさんで、知識を増やす良い時間となりました。
 予定の2時間が過ぎるのはあっという間。しかし、開催までには長い時間がかかっています。パネリストの選出を含めた10数回にわたるミーテイング、オリンピアンたちへのアポイントとり……。当日は朝早くから会場を設営し、会場案内からグッズ販売まで、すべてTOL会のメンバーによって行なわれるからです。しかし、メンバーにとって、たいへんだけど楽しい時間です。現役を引退して結婚、出産、離婚などさまざまな人生を抱えているけれど、ここに来れば仲間がいる。競技は違うけれど、一つのことをやり抜いてきた、わかり合える人たちがいる。それがTOL会の良さだと思います。
 だからこそ、若いオリンピアンたちにもっともっと参加してもらいたいですし、すでに活躍していただいている方々には、ここで学んだことを各団体に持ち帰り、経験として伝えていただければと思います。一生スポーツに関わっていかなければいけない私たちの力で、スポーツの良さ、スポーツが与えてくれるよさをメッセージとして届けていきましょう。 木原光知子

(ミミ倶楽部11月)



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.swim.co.jp/new/swim/mt-tb.cgi/49

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)