先日、サッカーJリーグの川淵三郎キャプテンからお誘いを受け、ゴルフコンペに行ってきました。そこで私は優勝! 2位は阿川佐和子さんです。二人ともご存知のように“花の独身”。女性が力強く生き抜いていくためには何事においても“勝つ!”ことを当然とする二人です。当然ゴルフも勝ちにいきます。現在の阿川さんはゴルフでの勝利は正に人生における至上の喜びという勢いです。これに対してブービーとブービーメーカーはこれから人生の喜びを見出す若手女性アナウンサーのお二人。とても楽しい1日でした。
私のゴルフ歴は長く、23歳のときにさかのぼります。東京オリンピックに出場した選手には4年ごとに体力検査を義務づけられているのですが、23歳のときの検査で、脚力が落ちていることが判明。これをきっかけに、「足を鍛えよう」と思い立ち、始めたのがゴルフでした。以前から母に「あなたは何かに凝らなければいけない性格だから、ゴルフをやってみたら」と勧められていたこともありました。
趣味とはいえ、やるからには負けたくありません。一時は「プロになるの?」とみんなに聞かれたくらい、練習しました。手にマメをつくり、皮がむけるほどやったのです。そのおかげで、コンペに呼ばれ、男性たちと一緒にコースを回っても恥をかかないスコアを出せるようになりました。平均で48くらいでしょうか。このため、男性たちと一緒に回っても誰も私に「レディスティで打っていいよ」とはいってくれないのです。それどころか、男性たちよりも飛ばすこともしばしばで、それを見た男性たちはがっくり肩を落としたり、自分のペースを乱されたり、とさまざまな反応を見せてくださいます。プレーには性格が出るのですね。でも、そんな性別を気にしないでプレーを楽しめるところもとても気に入っています。
もっとも楽しいのは、北は北海道から南は沖縄まで、プレーをしながら全国各地を回ることができるところです。春には桜の花吹雪、5月はきれいな緑、秋には美しい紅葉と、四季折々のなんとも心地よい風に吹かれて、心も身体も健康になれるからです(もっとも、私は寒いところにはいかないお姫様ゴルフなのですが)。そしてまた、ゴルフを通じてさまざまな人たちとの出会いがあり、仲間ができます。世界が広がります。このこともまた、私の人生をとても楽しくしてくれています。
だから私はいま、ゴルフをやれること、ゴルフをやることができる自分にとても幸せを感じています。いろんな意味で、ゴルフをやるには私自身に余裕がないとできないからです。水泳以外にもこんな趣味を持つことができて、本当によかった。そう、つくづく思います。
みなさんも水泳のほかに、何か趣味を持っていらっしゃるでしょうか。
まだお持ちでないあなた、何でもかまいません。ぜひ、趣味を持ってください。きっと、それが新たな世界を広げてくれるはずですから。
ミミスイミングクラブ代表
木原光知子
(このメッセージはミミスイミングクラブ12月)