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2006年12月01日
引っ越そう!
■ミミメッセージ

 ある日、いつものように空を見ていて、ふっとそんな衝動に駆られました。
その素直な思いをすぐに行動に移したのは今年の夏のこと。空に近いところから、土に近い部屋に引っ越しました。
 以前の部屋は、東京ベイエリアにあったマンションの36階にありました。そこに住んでいたときは、仕事が終わると早く家に帰りたくてしかたありませんでした。とてもきれいな夕焼けが見られるからです。「東京の夕日がこんなにきれいなんて」と驚かされたほど、本当にきれいでした。しかし、都市開発が進み、窓からの風景は徐々に変わっていきました。大好きだった景色から、富士山と東京タワーが消えたことも、思えば、引っ越しを思い立った一つの要因だったかもしれません。
 新しいマンションは、荏原という下町情緒の残る街です。空から地面に近い部屋となって、私の生活も変わりました。
 たとえば、音。夏は「ミーン、ミンミン」と“そんなに私の名前を呼んでくれなくてもいいよ”とうるさく思うくらい、蝉の音が聞こえてきます。朝は「カーカー」と4時頃から泣き始めるカラスが私の目覚まし代わり。このカラスがまたたいへんで、追い払うために毎日、攻防を繰り広げています。
 土が近づいて、ベランダという楽しみも増えました。サザンカが咲き始め、ホースで水を上げることがいまや毎日の日課です。この水は、ときにカラス撃退の武器にもなります。1階にある大きな3本の桜の木はいま、見事に紅葉し、私のベランダに落ち葉となって運ばれてきます。その葉っぱを掃除することも、1日の大仕事です。そんなベランダで先日、きれいなグリーンの葉っぱを見つけました。なんだろうとよく見ると、なんとカマキリ! しかも、お腹をパンパンに膨らませたメスだったのです。とても感動し、その姿を写真に収めると、弱っているからだを木の中に置いてあげました。
 こんなふうに、地面に近づいたら、東京生活でこれまで体験したことがなかった出来事にたくさん出会っています。自然がより身近になり、私はいま、この新しい生活をとても楽しんでいます。
 来年、桜の花が咲く頃には友人を誘い、この部屋でぜひお花見をしたいなと思っています。その日がいまから楽しみです。

木原光知子

(このメツセージはミミ倶楽部12月)

趣味
■ミミスイミングクラブ会員の皆さんへ

 先日、サッカーJリーグの川淵三郎キャプテンからお誘いを受け、ゴルフコンペに行ってきました。そこで私は優勝! 2位は阿川佐和子さんです。二人ともご存知のように“花の独身”。女性が力強く生き抜いていくためには何事においても“勝つ!”ことを当然とする二人です。当然ゴルフも勝ちにいきます。現在の阿川さんはゴルフでの勝利は正に人生における至上の喜びという勢いです。これに対してブービーとブービーメーカーはこれから人生の喜びを見出す若手女性アナウンサーのお二人。とても楽しい1日でした。
 私のゴルフ歴は長く、23歳のときにさかのぼります。東京オリンピックに出場した選手には4年ごとに体力検査を義務づけられているのですが、23歳のときの検査で、脚力が落ちていることが判明。これをきっかけに、「足を鍛えよう」と思い立ち、始めたのがゴルフでした。以前から母に「あなたは何かに凝らなければいけない性格だから、ゴルフをやってみたら」と勧められていたこともありました。
 趣味とはいえ、やるからには負けたくありません。一時は「プロになるの?」とみんなに聞かれたくらい、練習しました。手にマメをつくり、皮がむけるほどやったのです。そのおかげで、コンペに呼ばれ、男性たちと一緒にコースを回っても恥をかかないスコアを出せるようになりました。平均で48くらいでしょうか。このため、男性たちと一緒に回っても誰も私に「レディスティで打っていいよ」とはいってくれないのです。それどころか、男性たちよりも飛ばすこともしばしばで、それを見た男性たちはがっくり肩を落としたり、自分のペースを乱されたり、とさまざまな反応を見せてくださいます。プレーには性格が出るのですね。でも、そんな性別を気にしないでプレーを楽しめるところもとても気に入っています。
 もっとも楽しいのは、北は北海道から南は沖縄まで、プレーをしながら全国各地を回ることができるところです。春には桜の花吹雪、5月はきれいな緑、秋には美しい紅葉と、四季折々のなんとも心地よい風に吹かれて、心も身体も健康になれるからです(もっとも、私は寒いところにはいかないお姫様ゴルフなのですが)。そしてまた、ゴルフを通じてさまざまな人たちとの出会いがあり、仲間ができます。世界が広がります。このこともまた、私の人生をとても楽しくしてくれています。
 だから私はいま、ゴルフをやれること、ゴルフをやることができる自分にとても幸せを感じています。いろんな意味で、ゴルフをやるには私自身に余裕がないとできないからです。水泳以外にもこんな趣味を持つことができて、本当によかった。そう、つくづく思います。
 みなさんも水泳のほかに、何か趣味を持っていらっしゃるでしょうか。
 まだお持ちでないあなた、何でもかまいません。ぜひ、趣味を持ってください。きっと、それが新たな世界を広げてくれるはずですから。

ミミスイミングクラブ代表
木原光知子
(このメッセージはミミスイミングクラブ12月)